大胆な「鈴玉」柄が印象的なハガキ箱です。
この小さな箱が価格2000円を越えることに、驚かれるかも知れません。
この箱をはじめとした桂樹舎さんの紙製品には、それだけの理由と価値があります。

とにかく全てが職人さんの手作業ということです。...
自社で手漉き和紙を製造、手漉きなので畳の3分の1くらいの大きさが最大となります。
型染めに耐えられるように、コンニャク糊を揉み込み耐水性を持たせます。
型をあてて置き糊を引いてゆき、刷毛で全体を染色し、筆で細かい色を足してゆきます、全て1枚ずつの手作業です。
水で洗い乾燥して出来上がった型染め和紙と、他に染めた色和紙や厚紙を貼り合せて、箱に組み立てます。

これだけの手間をかければ安くはできません、しかし手間をかけたからこそ大変丈夫で汚れにくく色褪せにくい製品ができるのです。

 長期間の使用に耐えるこの箱には、大切なものを入れておきたいものですね。
年賀状等のいただいたハガキを50音順に積み重ねて入れておき、アドレス帳として使うのもオススメです。