ホーホー雑貨店 は、現在準備中です。

2016/02/05 05:44

カラフルなマーブル模様に染められた、紙の鉛筆です。
書画に使われる、和紙のような風合の台湾製画仙紙を使用し、鉛筆芯や5色芯を巻いて作っています。

 「mumu-union」はハンドメイドによる製品ひとつひとつが、唯一無二であることにこだわりを持っています。
イラストレーターやデザイナーであるスタッフが、水を張ったバットに選んだ色を落し、水の流れを作り模様を描いては写し取る。...
これを繰り返してMarbling Art Paperを1枚1枚作り上げます。
色が紙に吸われるので水に色を足しても、水に混ざり過ぎてしまえばバットをその都度きれいにしなければなりません。
またバットの大きさの制約があるので、その範囲に納まる大きさの紙しか染められません。
かなり大変だと思うのですが、やはり全く惜しげも無くノリを着けながら巻いてしまうのです。

 台北で「mumu-union」の雑貨は人気があります。
東京で言えば、東急ハンズや三省堂書店のような店舗にコーナーが設けられるほどです。

 当店はこの紙鉛筆を扱わせていただきたくて「mumu-union」さんにお願いしたところ、台北のカフェで会って下さることになりました。
そこにいらしたのは可愛らしいカップル(20代くらい)でした。
お話を伺うとご夫婦で、そして「mumu-union」であるとのこと。
取引の場ですから責任ある方がいらっしゃるとは思っていましたが、まさか「mumu-union」が2人きりのユニットとは!
たった2人でイラスト・デザイン・企画・製作・営業・経理までやっている訳です、驚きです。

やはりと言うか在庫はあまり無く、それを当店が買占め、それでも足りない分は急遽こちらが帰国するまでの数日で作って、ホテルに納品して下さいました。
あのお2人が一生懸命巻き巻きして下さったんだなぁ、と実感し感慨深いものとなりました。