ホーホー雑貨店 は、現在準備中です。

2016/03/04 06:42

版画家の楊さんが旅行で受けた印象を描いています。


 金色の家のシルエットにいろいろなモチーフを散りばめた京都(黄金の家)と、銀の糸にカラフルな紙片を吊るしたガーランドのような京都(晴れの日)。
これらは共に、楊さんが京都を訪れ、ウキウキワクワクと巡ったことがとても良く顕れていて、楽しさが感じられます。
ぜひ、また日本に京都に来ていただきたいと思います。


この旅行の意義シリーズは全て、薄いグラシン紙の封筒に入れられています。
これには楊さんのポリシーがあるのです。


 台湾沿岸には潮の流れで、漂着ゴミが集まる浜がいくつもあります。
中国・韓国・日本・そして台湾各地からもゴミが流れてくるそうです。
そのゴミのほとんどが、プラスチック・ビニール・ポリ等のパッケージゴミなのです。
それらを少しでも減らすために、少なくとも加担しないように、楊さんのスタジオではパッケージを全て紙で手作りしています。
当店にも、カードを販売する時は紙の梱包で、と要請がありました。


 今回当店で取扱った旅行の意義シリーズのパッケージは、茶色と白だけでしたが、他にも赤・黄色・水色等も使っています。
ただ作るのでは無く、パッケージ越しに見ても美しく見えるよう、グラシン紙の色を作品に合わせて選んでいるのです。