ホーホー雑貨店 は、現在準備中です。

2016/06/24 21:49

浴衣の柄生地と色無地生地を組み合わせたコースターです。


「ものあい」が染を行っている相澤染工場に、長年保管されていた型を使っています。
昔からお客様の注文に応じて型を起こしているので相澤染工場独自の柄が多く、伝統柄を元にしている場合もありますが、洋風を感じさせる柄など多種多様な型が残されています。


相澤染工場は埼玉県の八潮市にありますが、創業は東京の下町亀戸でした。
亀戸から戦争疎開で新小岩へ、その後八潮市へと中川を遡るように移転しながら、創業より100年以上続いてきました。


着物の裏地や浴衣地の藍染から始まり、店舗向けの印半纏や暖簾、地域の祭半纏へ、下町の暮らしの需要に応えながら江戸本染を続けています。
今、6月は祭半纏の納品で大忙しだそうです。
伝統が当たり前に息づいていて、ちょっと羨ましく思いました。