ホーホー雑貨店 は、現在準備中です。

2017/03/17 06:54

インドネシアの小さな村では、わずかな収入のために周りの木々をただ伐採し海外に輸出してきました。
その結果、村も周辺の森も衰退して行きました。


その状況を憂いた村出身のプロダクトデザイナー、シンギー・カルトノが「より少ない木材で、多くの仕事を」をコンセプトに「小さくて機能的な木工製品」をデザインし、木材を有効利用し雇用を生む「magno」を設立しました。


「magno」から生まれたこの「IKoNO++」は、シンギー・カルトノの代表作です。
AM/FMのラジオとして、また付属のコードでiPod・iPhone・mp3プレイヤー等とつないでスピーカーとしても楽しめます。


木の外装の影響か、少しくぐもったような優しい音がします。
それでも可愛らしい素朴な外観からすると、意外なほどに音はクリアです。


特徴として、このラジオのチューニングダイヤルにはメモリがありません。
ユーザーが耳と指先の感覚で好きな番組を探すことで、ラジオとユーザーが〝仲良くなる〟ためにデザインされています。


 鉱石ラジオやアンティークのラジオに触れたことのがある方ならば、なんとなくわかるのではないでしょうか?
あの雑音から大好きな音楽を探り出す、ささやかな喜び。
確かにラジオは、不思議な親しみを感じさせます。


愛着を持って長く付き合っていただけることを、願って作られています。