「蘑菇 Mogu」では、初期から草木染シリーズを展開してきました。
Moguの帆布バッグやオーガニックコットンの衣料には、常に少しずつ草木染のものがあります。

草木染と言っていますが、ほぼ藍染です。
Moguのスタッフに「ほとんど藍染ですね？」と伺ったところ、「デザイナーが青色が好きだから」と明快な答えが返ってきました。

台湾で昔から藍染に使われている、大菁という植物で染料を作っています。
沖縄の藍染に使われる琉球藍と同種で、日本の蓼藍とは別の植物です。

Moguの草木染を請け負っているのは、台北郊外の山の工房です。
そこは染物職人が、大菁の栽培から染料の抽出・精製、浸し染め・洗浄と全工程を手作業で行っています。
そのため一度に量を作ることはできず、草木染シリーズは直営店のみのほぼ限定販売です。

このストールのように、手で調整しながらの部分染めなどは、同じように作っても滲み具合などが微妙に異なる、全てがオンリーワン商品となり、今後の入荷もありません。

一期一会ですので、気に入って下さったならゼヒ！