ホーホー雑貨店 は、現在準備中です。

2017/10/03 06:08

「台湾ノスタルジア」として、台湾の人々が見ると懐かしく愛しく感じるものを描いた、刺繍ワッペンです。


台湾土産や台湾ラバーズのためのニッチな雑貨と感じられるかも知れませんが、どこか心魅かれませんか?
50歳代以上の方、大正・昭和のレトロ雑貨好きの方にはわかっていただけるのではないでしょうか。


大正時代に発売された「芝浦扇風機」、戦後すぐに発売された「自動式電気釜」、2つとも東芝が開発し、高度成長期に爆発的に普及しました。
小さいのに驚くほど重い扇風機、ご飯が炊けるとポンッとスイッチが上がる炊飯器、覚えていませんか?
あれ、台湾でまだ活きているんですよ。
日本では白一色だったのが、カラフルになっていますが。


「電鍋」「電風扇」を製造販売している大同公司は、大正から昭和まで長い間、東芝と技術提携していました。
東芝の技術・デザインそのままで発売されましたが、台湾の人々に愛され、中の機能を更新しながら、今も販売し続けています。


「家」もドアや窓枠がカラフルで可愛いのですが、モデルとなった家は日本統治時代の建物で、既に約100年が経っています。
この家がある四四南村は、いろいろな歴史的経緯がありながら、今は公園となりました。
建物にはカフェや雑貨店が入り、ライブやサンデーマーケットなどが行われる、おしゃれスポットとなっています。


「Mogu」が意図したことでは無いのですが、「台湾ノスタルジア」の背後にある「日本ノスタルジア」を感じると、ちょっと愛しい小箱に見えてきます。